日本水処理生物学会とは
昭和39年(1964年)1月23日、東京・国立公衆衛生院において約50名の参集を得て、発会式および第1回総会が行われ、日本水処理生物学会が発足しました。発会式にあたり普通会員募集の案内状には『本会は決して規模の大きい、また華々しい学会ではございませんが、同好の士相集り、斯界のため、水処理生物学の基礎ならびに応用の面で微力をいたしたいと存じているしだいです』の熱意ある章句が綴られていました。
本学会は「水処理生物学およびそれに関係のある学術の進歩ならびに応用を図る」ことを目的に、約60年間、役員ならびに会員の支援と協力で、学会誌の刊行、講演会・講習会と全国大会の開催など、積極的な活動を続けてきました。これらの活動に対して、学会誌が郵政省の学術刊行物に認定され、また日本学術会議の学術研究団体にも指定されました。
令和5年(2023年)5月現在の会員数は、名誉会員7名、正会員256名、団体会員42名、賛助会員4名の計309名・団体で、規模の大きな学会ではありませんが、時には厳しく、また時にはアットホームに、活動を続けています。