大会内容
(1) シンポジウム : 11月1日(金) 14:10 ~ 16:10
「播磨灘の環境と水生生物、そして未来へ」 司会 武尾 正弘(兵庫県立大学)
近年、地球温暖化の影響と見られる環境変化が大会開催地・兵庫県の面する播磨灘でもノリの不作や漁獲量の減少と言った具体的な影響として現れています。本シンポジウムでは、水生生物を通してみた播磨灘の環境の過去・現在、そして水生生物に関わる未来を拓く技術をご講演頂き、その将来を考えます。
〇講演
- 瀬戸内海の珪藻群集からみた自然・人為の長期環境変動
廣瀬 孝太郎(兵庫県立大学自然・環境科学研究所) - 播磨灘における水質の変化とノリやイカナゴへの影響
肥後 翔太、魚住 香織(兵庫県立農林水産技術総合センター水産技術センター) - 海洋付着生物幼生の高感度免疫検出と光による付着制御
山下 桂司(株式会社セシルリサーチ) - 海洋性珪藻による下水からのバイオマスの生産
菓子野 康浩(兵庫県立大学大学院理学研究科)
〇総合討議
(2) 研究集会 : 11月1日(金) 16:20 ~ 18:20
大学、行政、民間企業などから話題提供いただくとともに、登壇者とフロアからの意見交換を双方向に行い、最新の技術的・科学的知見の共有を図る機会として、下記内容で研究集会を開催します。事前申込なしでも参加できますので、積極的なご参加をお待ちしております。
1) 水道生物研究集会
コーディネーター 根来 健(滋賀県立琵琶湖博物館)
①水道生物研究集会の目的とあゆみ
①水道生物研究集会の目的とあゆみ
根来 健(滋賀県立琵琶湖博物館)
②上水試験方法2020年版 補遺「生物障害の原因となるPhormidium tenueとその記載内容の取り扱いについて」
浅田 安廣(京都大学大学院工学研究科)
③PCR法を用いたかび臭産生生物の検出および硫酸銅散布による対応事例
小田 琢也(神戸市水道局水質試験所)
2) 排水・環境水研究集会
コーディネーター 清水 武俊(神戸市建設局)
①神戸市下水道事業における資源の有効利用
清水 武俊(神戸市建設局)
②現場最適型の複合微生物製剤による余剰汚泥減量及びGHG削減に関して
前田 竜佑(株式会社片岡バイオ研究所)
③PFOS, PFOAの分析の現状と処理の評価法
八木 昭則(株式会社兵庫分析センター)
(3) 研究発表 : 11月2日(土) 9:15 ~ 15:45、11月3日(日) 9:30~ 11:45
発表者(登壇者)は1人1題で、発表時間は1題 12 分、討議3分の計 15 分です。発表者は「7.発表に関する注意事項」をご確認ください。
(4) ベストプレゼンテーション賞 : 11月2日(土)午前
- 日本水処理生物学会では、学生の研究に対する意識の向上と発展に期待し、ベストプレゼンテーション賞を設けております。
- 推薦された候補者の方は、11月2日(土)午前のベストプレゼンテーション賞候補者のセッションにて発表していただきます。
- 研究内容(新規性、発展性および完成度)に加えて、講演要旨や発表時の対応等を審査します。
- 総会にて選考結果を発表し、総会に続いて表彰式を行います。また、懇親会にて受賞者スピーチがあります。
(5) 総会 : 11月2日(土) 16:00 ~ 17:10
学会の運営等を決議しますので、会員の方々はご参加下さい。参加されない会員の方は、委任状に必要事項を記入し、学会事務局(jswtb@see.eng.osaka-u.ac.jp)までメール添付にてご送付下さい。
(6) 表彰式 : 11月2日(土) 17:10 ~ 17:30
学会賞・論文賞・ベストプレゼンテーション賞の表彰式を行います。会員の方、関連の方はご参加ください。
(7) 懇親会 : 11月2日(土) 18:00 ~ 20:00
SORA NIWA(ソラニワ)にて開催します。多数のご参加をお待ちしております。大会会場から懇親会会場まで、送迎バスはご用意いたしません。
懇親会会場までは大会会場から徒歩10分弱ですので、各自でご移動をお願いします。
懇親会会場までは大会会場から徒歩10分弱ですので、各自でご移動をお願いします。
日本水処理生物学会 第60回 兵庫大会のご案内
第60回日本水処理生物学会(兵庫)大会プログラム
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